21 1月

精神界にめぐり出逢って心が満杯の〈個〉の私!

私が、神奈川県川崎市にある在日大韓基督教会川崎教会の副牧師をしていた頃に、週2回、身体障碍者・知的障碍者に対する地域ボランティアをしていました(その集まりは「虹の会」と名づけられていた)。養護学校まで行き、送迎バスに乗る前に「虹の会」のメンバー6人を私が運転していたワンボックスカーに乗せて、公園に行き、一緒に遊びました。
・・・一緒に遊んだと記しましたが、今、思えば6人も連れて公園によくぞ行ったものだと感心するどころか、危ないボランティアをしていたことを想起して怖くなるくらいです。つまり、一人で6人のボランティアは危険がともなうからです。彼女らや彼らの尊い命をあずかっているのに無謀なボランティアであったと悔い改めるところです。以前、「心の対話」の中で伝えましたが、川崎市でボランティアをしていた時は、私の中で精神界が欠落してました。大阪府堺市に来てから、精神界に関係するようになったのです。私にとっては、精神界とそこで生きる人たちにめぐり出逢って「生き方」が変化してきました。
・・・「生き方」が変化してきたと言うよりは、自分が探し求めていた世界にたどり着いたと言ったほうが〈個〉の正直な心だと考えます。それから20年弱が過ぎ、思えば〈個〉の心の中は感謝で満杯です。それは、〈個〉にとって、本当に幸いなることなのです。